長都駅(千歳線)
◆一夜を明かした長都駅
千歳駅を出て次の長都(おさつ)駅に向かった。時刻はもう午後9時を指そうとしていた。本日も早朝5時前からの北海道の駅訪問の長い旅だった。今日の始発は根室本線の落合駅で終着は千歳線の長都駅となりそうだ。
そしてしばらく行くと長都駅に着いた。駅前の広い駐車場に車を止めると急に眠気が襲ってきた。疲れたの一言が思わず出たのであった。外はもう真っ暗だが、長都駅にはまだ煌々と明かりが灯っている。そしてすぐ近くのコンビニの灯りもまた煌々としている。もう人気はほとんど無い駅周辺だが、電灯だけがやけに眩しく辺りを照らしているようだった。
疲れきった身体を後部の荷台に移動させると、眠りにつくのは早かったのは言うまでも無かった。
翌朝もまた、早朝から目が覚めたというか長都駅の踏切の警報音が目覚まし代わりとなったようで、踏切の音が聞こえると条件反射してしまう筆者なのであった。
早速、駅に向かうとまた警報機が鳴り出した。こんな早朝から旅客列車があるのだろうかと思いながらホームに出ると、DD51に牽引された24系客車列車が通り過ぎた。なんなんだろう?重連ではないので北斗星ではないとすぐわかったが、うーん、そうか急行「はまなす」かもしれない。なんだか、このときほど「早起きは三文の得」という言葉がよく身にしみた様な気がしたのであった。
スポンサードリンク
Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.